苦い思い出

水曜日、素敵な思い出のことを投稿した。
今日は逆の”苦い思い出”。

引き出しを整理していると
「ちょっととって置こう」なんて思ってずっと眠り続けた物が出てくる。
どう見ても、いま必要なものではなくなっている。

それを使っていた頃のことがなんとなく滲んで思い出される。
たのしかったこともあるけど、苦い思いが蘇る出来事もある。

今でもそんな味を思い出すなんて、よっぽど強く心の底に張り付いていたのだろう。
決して楽しいだけではないその思い出は、
友達に嫌な思いをさせてしまった、という事実を知っている。
いま私が思い出した苦い味は、かつてその友達が感じた味だ。

嫌なことは忘れるに限る、ということに当てはまらない。
友達を傷つけたことは忘れてはダメだ。
嫌な思いをさせてしまった友達の気持ちを噛みしめる。
溜め息が止まらない。

引き出しを片付けながら辛くなってくる。
だけど、あの時、あの人は少なくともこんなふうに辛かった。

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素敵な思い出

しばらくしていなかった指輪を探した。
意外なところで見つかって、とりあえずはホッとした。
結婚指輪のケースに入っていた。

旦那が彼氏として付き合っていた頃に贈ってくれたものだ。
その頃は私も独身なわけだけれど、周りがみえず闇雲に走っていた。若かった。

久しぶりに指にはめてみる。指が太っていた。ちょっときつかったけれど入った。

傲慢な彼女だった。我儘は直っていない。
そんな私に付き合ってくれた。いろいろと遊びに行った。
記念日に指輪を買ってもらった。それがこの指輪。

素敵な思い出は感謝の気持ちを呼んできた。
今も日常に流されがちだけど、
思い出、思い出の物はふと足を止めさせてくれる。

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心に響く物

物持ちが良いかもしれないけど、ちょっと荷物が多い私。
捨てられない、と思ってとって置いてしまうことばっかり。

いいかげんまだまだ多いＣＤをいくつか処分しようか。
過去を引きずり気味だし、ここらでまた決意しようかと。

だけど、やっぱり今あるＣＤはなかなかそうできない。
心に響く何かがある。

自分をかっこよく見せるだけでない物。
いわゆる、自分の好きなもの達。

生活を快適にコンパクトにする実用品が多くなりました。
だけど無骨で場所をとるものでも私の生活必需品だったりします。
生活、というよりも人生必需品かな。

自分を見失いそうになることが増えました。
外出がイヤになったり人の目ばかりが気になるようになってました。
下手な自分が嫌い。かっこ悪い自分も。
そして自分が解らなくなってしまいそうでした。

それなりに見た目を良くする事だって大切だけれど、
それと同じくらい、不器用だけどトライした自分を消さないように。
やってみたくて挑戦して、失敗した過去。
自分を駆り立てた物って自分にとって大切なものだと思う。
（もちろん健全なことであることが前提です）

＊＊＊
ちなみに。
鈴木祥子さんのＣＤ。
９４年あたりから２０００年ぐらいまでハマって聴いてました。
その歳頃のマイブームのようなもの、過去の事だからと手放そうと思いました。
パソコンにデータを移してしまっていたし。
でも、ちょっと悩みを考え込んでいたときにふっと頭に歌詞が過ぎって、
それでずっと手元に置いておくことに決めました。

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少年の夢のカタチなんだね

昨日、お台場のガンダムを見てきました。

ガンダムのアニメ放送は見たことがなくて、
ストーリーや有名な台詞も知らない、そんな私でしたが、
実際に目の当たりにすると、その堂々たる風格に圧倒されました。
これは行ってよかったです。
じっくりと鑑賞したその帰り道では
ガンダムのオープニング曲（これは知っている）が頭の中でずっと流れてしまうほど
興奮した時間を過ごしました。

私がすごく興味深かったのは背中にあるジェットエンジン（？）部分。
バーナーらしいものがあって、そこが点火したらすごい噴射をして空に飛ぶんだろうな、
なんて、想像が膨らみました。

なるほど、ガンダム。
予備知識のほとんどない私でも見ていてすごくワクワクしました。
「かっこいいなー・・・」しか言葉が出ませんでした。

巨大なガンダムの足元には、多くの人が夢中になってシャッターを切ってました。
どうやったらかっこよく撮れるか、構図を工夫している人もいました。
まるで大人の姿の少年たちのよう。
その風景を見ていて、とてもいいな、と思いました。

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